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夢のU SオープンJr.に挑戦!!大正製薬リポビタン全国選抜高校テニス大会(ニューヨーク第6日目リポート)

いよいよ本番です。
3月末の全国選抜決勝でこの切符を手にしてから、今日に向けて嬉しさや辛い思いを乗り越えて、このために頑張ってきました。
日本の高校テニスの代表として試合に向かっていきます。

団長  佐藤直樹


(武方選手)
今日の試合では序盤から空気にのまれてしまい中々自分のプレーを出すことができず固いプレーになってしまいました。
セカンドセットに入ってから相手と対等に打ち合えたもののところどころミスが出てしまいました。
しかし試合を通して課題が沢山見つかりいい経験となったのでこれからのテニスに活かしていきたいです。明日は会場に行っていろいろな選手を見てしっかり勉強していきたいと思います。


(徳丸監督)
結果 0ー6.2ー6
F.De Michele(イタリア)予選第7シード
1stセットの序盤は、相手の堅実なストロークをなかなか崩すことができずに進んでいった。後半からはスピードやタイミングも合い始め、武方選手らしい粘り強さが発揮されてきた。
2ndセットになると両者互角のストローク戦となり、ファイトを前面に出したプレーが繰り広げられた。随所で力強いサービスやドロップショットなどを織り交ぜられ、相手のサービスゲームをブレークするまでには至らなかった。
しかし、堂々とした振舞いと諦めないゲームメイクがあり、ゲーム差以上に濃い内容であった。
試合後に健闘を讃え合う両者の笑顔が印象的であった。

 

(里選手)
初めて海外で試合をしました。1回戦から3シードの選手との対戦で苦しい場面が何回もありましたが、沢山の応援のおかげでなんとか勝つことが出来ました。
大事な場面で気持ちが引いてしまい弱気になっているシーンがいくつかあったので次の試合からは思い切って強気でプレー出来るように頑張ります。明日の試合も楽しみます。


(菊池監督)
緊張した面持ちでコートに入った里選手ではあったが序盤戦の大きな鍵を握る立ち上がりのファーストゲームを相手のバックハンドのアンフォーストエラーにも助けられてキープすることができた。
対戦相手第3シードのEmily SARTZ-LUNDE(ノルウェー)の強烈なサーブからなかなかリターンゲームでチャンスメイクをするこができなかったが3-2で迎えた第6ゲームの少ないチャンスを活かして先にブレーク成功し、5-2とリードする展開に、しかしここでニューボールになり一気に相手に、主導権が移ってしまい、一時は5-6と劣勢に立たされる。なんとか12ゲームを取り返し、タイブレークに突入する。一進一退の攻防から驚異的な粘りを見せタイブレーク7-5で1stセットアップとした。
2ndセットは先にブレークを許す苦しい立ち上がりではあったがブレークバックに成功し3-3となる。第7ゲームではチャンスもあったが相手のサーブに押し切られる形で3-4となる。勝負所の第8ゲームで先にブレークされセカンドセットを3-6で落とした。
FINAL SETは10pointのsuper tie break方式となっており、どちらに軍配が上がってもおかしくない状況であった。ここで里選手は2ndsetを落とした流れを払拭するように本来の粘り強いテニスで一時は4-0とリードする。最初のチェンジエンドは4-2で折り返した。そこからはリードしては追いつかれると言った一進一退の激戦となった。一時は3点差をつけ6-3のなるも相手選手も持ち味である攻撃的なテニスを貫き、文字通りの死闘となった。最初にマッチポイントを握ったのは里選手だった。9-8でサービス権が相手選手に移動した、そこでは目を疑うような強烈なサーブを決められて9-9のデュースとなった。次にマッチポイントを握ったのは相手選手。その後、3本のマッチポイントを握られるも驚異的な粘りを見せ13-12とした。里選手の2本目のマッチポイントで相手選手がドライブボレーをアウトし試合終了となった。
常に相手選手に先に展開されるという苦しい試合ではあったが、どんなボールも決してあきらめないという里選手の一球に対する執着心がもたらした勝利であった。

 

 







 

 

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