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選抜から世界へ !USオープンJr.に挑戦リポート(最終)

 

(黒岩団長)

富澤選手・早坂選手、世界の舞台で得た大きな経験
強豪との対戦で見えた“世界の広さ”

9月1日(月)、男子本戦2回戦。富澤選手は、パワー・コントロール・フットワーク・テクニックすべてにおいて格上の相手と対戦しました。まさに「異次元」とも言える強敵で、試合は惜しくも敗れる結果となりましたが、富澤選手は持てる力と知恵を振り絞り、全力で挑戦。
結果以上に得るものが多く、選手本人はもちろん、帯同スタッフにとっても大きな学びと経験の場となりました。この挑戦を通じて見えた課題と収穫は、今後の育成や大会運営に必ず活かされていきます。

今回の遠征は、8月22日からのNTC事前合宿を皮切りに、15日間にわたり行われました。早稲田実業学校や日本テニス協会・染谷様の協力を得て、小田凱人選手からのエールも受けながら準備を進め、24日にNY入り。世界中から名だたる選手が集う会場の熱気に触れ、選手たちは大舞台での戦いに挑みました。

予選では、早坂選手が惜しくも初戦敗退となる一方、富澤選手は圧倒的な試合運びで予選突破。本戦初戦では接戦を制し勝利を収め、世界の舞台で大きな存在感を示しました。続く2回戦では格上の相手に敗れましたが、善戦は大きな自信となりました。

今回の挑戦で得た経験は、選手たちにとってかけがえのない財産となりました。次なる舞台に向け、さらなる成長を誓いながら、私たちは歩みを進めてまいります。

(富澤選手)

2R Andres Santamarta Roig
1-6 3-6
 
ファーストセットは、自分のミスが多く、相手のペースで試合が進んでしまいました。
セカンドセットでは気持ちを切り替えて臨みましたが、大事な場面で少し焦ってしまったり、無理をしてミスが出てしまいました。そうした部分の積み重ねが結果につながったと思います。
今大会を通して自分のやってきたことを少し証明できた気がします。
選手団の皆様が選手のことを考え行動してくれたからこのような結果が出せたと思います。本当にありがとうございました。これからも自分が人としてとテニスプレーヤーとして成長できるよう頑張ります!
 

 


(早坂選手)

練習の後、アーサーアシュに行き、大坂なおみ選手対ガウフ選手の試合を見ました。ほとんどの席が埋まっていて2人の試合を見るだけの為に多くの方が来ていることに感動しました。
そして、初めて直接、大坂なおみ選手とガウフ選手の試合を見て会場が騒いだり盛り上がっても顔には出さず平常心でプレーしていたり、テンポを上げるスピードやタイミングが自分とは全然違い、凄く勉強になりました。
 
今回の遠征では海外でプレーする事やチームで戦う事の楽しさや悔しさを知る事ができ精神的にも成長できたと思います。
このような機会を頂けたことに感謝し、高みを目指して精進したいと思います。ありがとうございました。

 

 

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